更新情報
2026年2月 茶況_No.422
産地情報
令和8年3月4日
茶 況
茶園では山草を茶園に敷く作業や春肥の施肥作業など新茶期に向けての茶園管理を進めています。2025年の静岡県の荒茶生産量は前年比6.5%減の24.100t。鹿児島は11%増の30.000tと静岡県は2年連続の2位となりました。担い手の高齢化による後継者不足と夏の高温と少雨により生育が進まず茶期を通して生産量が伸び悩みました。
全体のシェアは鹿児島県44%、静岡県35.5%、三重県7%、宮崎県4%、京都府3.3%となりました。鈴木康友静岡県知事は「官民一丸となって静岡茶の再生に向けて取り組む。生産基盤の強化は地域の合意形成が重要、生産構造の転換を進め世界に通用するブランドの確率を目指す」とのコメントを出しました。各地区で研修会や荒茶拝見会が開催され、新茶を前に生産者は流通情勢や生産技術の向上を勉強しています。一茶2000円以上の価格帯は引き合いが弱いために輸出を念頭に抹茶原料の碾茶へ移行する動きも進み、各市では被覆材と巻取機の購入費用の一部を補助しています。二茶・秋冬番茶はドリンク原料の積極的な原料確保の動きがあることが説明されました。
抹茶の需要が高まり高騰する中、碾茶の製茶法や抹茶の品質評価法も学んでいます。レンガ炉に比べて機械式は設置面積が少なく、装置が動き始めるまでの時間も短い利点があることや、碾茶に適した品種「つゆひかり」や「しずゆたか」などへの品種転換推進なども学びました。産地問屋は2月期決算の会社が多く、棚卸を進めながら在庫調整に努めています。近年は取引先減や売上減から組合を退会したり廃業を決める問屋も出るなど厳しい時代を迎えています。貿易統計によりますと、世界的に人気が高まる抹茶の拡大により2025年の緑茶輸出額は前年比98%増の721億円と6年連続で過去最高を更新しました。その内訳は「抹茶・粉末茶」が2.2倍の604億円に急増しています。抹茶・粉末茶は海外のカフェで抹茶ラテに使われるなど食品向けが拡大しています。しかし、抹茶は中国・タイ・ベトナムなど各国で生産されて売込競争が激化していますので、世界市場で戦う態勢づくりが急務とされています。
静岡茶市場で開催された2月入札販売会は前年比、落札金額は6倍の4891万円、平均単価3.6倍の2038円、落札率70%の結果でした。来場した問屋からは「出物は10倍の値、異常というしかないが、この状況はしばらく続くだろう」 との声も聞かれました。
静岡茶市場は今年創立70周年を迎えますが70年間ソロバンによる相対取引を行ってきました。茶商は仲立人を通して品質改善点や希望価格を生産者に伝え、生産者は希望価格を茶商に伝えて、お互いが納得のいく価格で取引するのが長年の慣習でした。生産者と茶商の繋がりが密で、ソロバンによる取引は静岡の文化とも言われました。ただ高値に落札する電子入札は生産者と茶商の絆を断ち切りかねません。説明会には約200人が詰めかけ関心の高さがうかがえました。生産者からは「互いに納得できるシステムをつくり、適正な価格で協栄の道を探りたい」茶商からは「買いたいお茶が仕入られない心配や、こちらが望む品質を伝えられない心配がある」との声も聞かれました。消費地では新茶に向けて「予約新茶」の受付、販売計画や仕入計画を進めています。家計調査によりますと緑茶購入量は11.6%減の593g、支出額1.2%減の3153円、ペットボトル支出額は3.6%増の8962円とリーフ茶との差がますます拡大しています。原材料価格の高騰、人件費の高騰、金利上昇など社会や経済の環境が目まぐるしく変化する中で、時代に取り残されることが一番のリスクになっています。
すぐやる 必ずやる 出来るまでやる
衆院総選挙でで大勝した「高市内閣2.0」がスタートしました。「日本列島を強く豊かに」をスローガンに責任ある積極財政を掲げ「力強い経済政策と力強い外交」を推し進めることを強調しました。強い経済の構築、日本国憲法の改正、皇室典範の改正、衆議院議員定数削減、消費税減税、武器輸出5類型の撤廃を推し進めていきます。高市首相の信条の「挑戦し続ける、決してあきらめない」は松下政経塾の教えです。高市首相は松下政経塾の5期生で政経塾で学び政治家を志しました。「松下政経塾」は経営の神様と呼ばれたパナソニック創業者の松下幸之助氏が私財70億円を投じて設立した私塾です。理想的な社会の実現には人材育成が重要だと考えてのことです。「運のない人はあきまへんその次は愛矯ということでんな」、高市首相の運の良さそうな顔をして目いっぱいの笑顔をつくる姿は幸之助氏の教えから来ているのかもしれません。経営の神様と呼ばれた松下幸之助氏は経営者たちに数々の教えと語録を残しています。
熱意が道を切り開く
本当に間に合うという人は熱心です。熱意のある人です。この二階に上りたい、何とかして上りたいという熱意のある人は、どうしたら上れるのかと考えハシゴを考える。二階へ上がってみたいなあというくらいの人ではハシゴは思い付きません。私の目的は二階に上がることだという熱意のある人であればハシゴを考えると思います。仕事上の熱意がなかったら豆腐みたいなものです。人間は何んといっても熱意です。
まず好きになる
商売を繁栄させたいと思えば、まず自ら商売に興味を持ち好きになることです。好きになれば努力することが苦にならない。むしろ楽しくなる。そして誠心誠意それに打ち込む。そこにこそ繁栄への一つの道があると思います。
素直な心
素直な心とは、私心なく曇りない心というか、一つのことにとらわれずに、物事をあるがままに見ようとする心と言えるでしょう。そういう心からは物事の実相をつかむ力も生まれてくるのではないかと思うのです。素直な心というものは真理をつかむ働きのある心、物事の真実を見極めてそれに適応していく心だと思うのです。
好況よし、不況さらによし
好況時には少々の不勉強で不十分であっても注文してくれます。だから経営の良否というのはそう吟味されなくてすみます。ところが、不景気になってくると買う方は商品を吟味し、経営を吟味し、経営者を吟味して買います。ですから、良い経営者のもとに良い人が育っている会社や店は、好況時にはもちろん結構ですが、不景気にはさらに伸びるということになります。そのことを日頃から常に心に止めておかなければならないと思います。
成功するまで続ける
世の中は常に変化し、流動しているものである。失敗してもめげずに辛抱強く地道な努力を重ねていくうちに新たな道が開けてくることもあろう。世にいう失敗の多くは成功するまでに諦めてしまうところに原因がある。最後の最後まで諦めてはいけないのである。経営の神様「松下幸之助」は数々の教えを経営者に政治家に残してくれました。「これからの政治家は経営感覚がないとあかん」と創設された「松下政経塾」で学んだ卒業生は各所で活躍しています。そして「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」の精神は脈々と受け継がれ現在に繋がり日本の屋台骨を支えています。
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