夏真っ盛り。今年の夏はとにかく暑い、、、(~_~;)

先月の7月の終わりになるのですが、ここ掛川の二番茶の製造、仕入れは有機のべにふうき品種の紅茶をもって完全に終了いたしました。

弊社では現在３か所から有機の「和紅茶」の仕入れを行っているのですが、べにふうき品種をはじめ、やぶ北品種での「有機和紅茶」もありますし「ファーストフラッシュ」「セカンドフラッシュ」でもそれぞれ取り揃えています。

「和紅茶って「ここ最近」流行ってるよね～。」なんて思っている方、和紅茶の歴史は意外に思われるかもしれませんが実は150年ほどの歴史があるようなんです！！

明治になり外貨獲得のための輸出産業の一つとして国産紅茶が挙げられ、政府からの支援等もあり、当時の茶人たちは各地へ視察や研修に海外を訪れ、その製造方法を日本に持ち帰ってきました。

また、製造だけでなく販売においても1879年のシドニー万博博覧会において優等賞を獲得し、たくさんの国産紅茶の輸出に成功するなど、産業として興してからわずか５年ほどで品質としても高いレベルに到達したようです。

それから時を経て、インド産紅茶との競争の中で国産紅茶の輸出は影を潜めて行ってしまい、また国内での「緑茶」の需要の増大もあり国産紅茶は近年まではあまり日の目を見ることは少なくなったのですが、ここ静岡では若手茶師が「当時できていたんだったら今でもできる！！」とこぞって国産紅茶の製造に取り組み始めました。

現在は輸出向けというよりも国内向けに取り組み、ここ最近では「和紅茶」というネーミングで人気が高まっております。

和紅茶の特徴は、インドなどの外国産に比べ、渋みが少なく

そんな「和紅茶」ですが、弊社では「オートクレーブ（高圧蒸気殺菌）」を施し、水出しでも安全に、そしておいしく抽出できる和紅茶を使った「水出しフレイバー紅茶ティーバッグ」を絶賛発売中です。

https://item.rakuten.co.jp/chatsuminosato/1377/

また現在、秋冬に向けこの「和紅茶」を使った別の商品も開発中です。

お楽しみに～。